肉じゃが

H15,02,09
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 「御袋の味ってやつだよね。あれ。」
 「嫁さんにするんなら、あれを美味しく作れる子がいいなぁ。。。」
 「あれを作れないなんて、料理をできるって言えないよ!!」

 。。。と世の中の男性にとっての伝説的料理、肉じゃが。
 みなさんはお好きだろうか?

 なんだか聞くところによると、世の男性にとっての究極の癒し系料理と言う話だが、正直私にとってはどうでもいい普通の料理である。
 なぜなら、我が家の料理献立メニューには『肉じゃが』が存在しないからだ。
 そのため私は中学2年くらいになるまで『肉じゃが』という料理の存在を知っていても、その味をまったく知らなかった。
 つまり私にとって肉じゃがは、なんの思い入れもへったくれも無いのである。

 当然、作り方なんぞは基礎の基礎から知らない。

 それにしてもなんで肉じゃがは世間であんなに特別扱いを受けているのだろうか?
 家庭の味、お袋の味、と言うのならば他にもいろいろと違う料理もあるだろう。
 さらに、聞いたところによると、ごく一部の地域(主に体育会系)の住民の方々の中には、この『肉じゃが様』に明らかな幻想だか妄想まで抱かれている事もしばしばらしい。

 えっと。
 。。。あのー、肉とじゃがいもの煮物の料理のどこがいいだろうか。。。?

 ちなみに肉じゃが、どうも最初に創作されたいきさつは、日本に牛肉を食する文化が入ってきたときに、とある板前だか料理長さんだかが食べた事も無い『ビーフシチュー』を作ろうとして作ったとか言うような逸話があったりする。
 要するに「あっ、できちゃったみたい。」ってタイプの料理なのだ。
 もっと言ってしまえば「こんなはずじゃなかったのに。。。」と言う失敗料理である。
 。。。まあこの話が真実だかどうかは知らないのだが。。。

 だって、単に『肉』と『じゃが』。
 『肉』と『じゃがいも』、合わせて『肉じゃが』である。
 あまりにも単純すぎる名前だ。
 どうせだったら、もっとひねった名前をつけてみたりして欲しいものである。

 。。。えっと、まあなんでこんな『肉じゃが様』の批判文を書いているのかと言うと、正直な話、単にさっきとある方から「肉じゃがを作れないなんて女じゃねー」とか言う、乙女に対する大暴言を吐かれた腹いせの為だけです。
 それと少し話はずれるんですが、料理で異様に肉じゃがだけ上手い女は、8割がそれを男GETの罠として準備していたんだと思って間違いないと思います。

 以上。終り。


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